2015年2月3日火曜日

群馬交響楽団 第505回定期演奏会

 1月の群響定期はジャズピアニストの小曽根真さんが登場しました!

群馬交響楽団 第505回定期演奏会
[プログラム]
ア-ロン・ジェイ・カ-ニス/ムジカ・セレスティス
ガ-シュイン/ヘ調のピアノ協奏曲 
ベ-ト-ヴェン/交響曲第7番

指揮/アンドレアス・デルフス
ピアノ/小曽根 真

 最初の現代曲は、アメリカ人作曲家ア-ロン・ジェイ・カ-ニスが作ったムジカ・セレスティス(天上の音楽)という題名の弦楽合奏でした。現代曲にしては聴きやすいと思いましたが、美しいところともあれば、キリキリと迫ってくるような音も聴こえ、けっこう緊張感がありました。
 
 小曽根さんのガ-シュインは本当に素晴らしかったです!
「ラプソディ・イン・ブル-」や「パリのアメリカ人」のように、映像が思い浮かぶような雰囲気があり、ジャズとクラシック音楽の融合を試行錯誤したガ-シュインならではの楽しい曲でした。
 小曽根さんはヴィブラフォン奏者ゲイリ-・バ-トンとのデュオ・ライブを聴いたことがありますが、今回は大編成のオ-ケストラを相手にすごい迫力で圧倒されました!自作のアンコ-ルも素敵でした…
 
 後半はベ-ト-ヴェンの7番。ガ-シュインの迫力の後で古典音楽を聴く耳に切り替わるかしら…と思いましたが、休憩をはさんでのベ-ト-ヴェンは、これはこれで迫力たっぷり!
 4楽章のフィナ-レに向かってどんどん盛り上がっていくところが大興奮。ガ-シュインよりずっと古いベ-ト-ヴェン、この曲は当時賛否両論いろいろあったそうですが、現在でも聴く人を魅了し、興奮させる音楽を作曲したベ-ト-ヴェンはやっぱりすごい、と改めて思いました。
終了後のふれあいト-ク。Tpの森重さんと打楽器の清水さん。
ベテランの森重さんと若い清水さんのかけ合いが微笑ましかったです。