2015年3月16日月曜日

桐生交響楽団 第26回定期演奏会

 

 昨日は桐生交響楽団の第26回定期演奏会を聴きに行きました。
シルクホ-ルへ来るのは久しぶりです。


 プログラムは、ドヴォルザ-クのチェロ協奏曲とチャイコフスキ-の交響曲第3番。
ソリストは群馬交響楽団の首席チェロ奏者、レオニ-ド・グルチンさんです。

 グルチンさん、素晴らしい演奏で感動しました!迫力もあり繊細でもあり、ひとつひとつの音が確かで情感がこもっていました。第3楽章の独奏ヴァイオリンと一緒に演奏するところもとても良かったです!
 昨年やるはずだったこのドヴォルザ-クのチェロ協奏曲。大雪で演奏会が中止になり、2年越しで実現したという団長さんのお話でした。オ-ケストラも大変だったと思いますが、特別な思いや熱意が感じられる演奏で、桐生まで聴きに行って良かったなと思いました。

 アンコ-ルはチェロパ-トの方と一緒にアンサンブルで「赤とんぼ」。美しいチェロのアンサンブルに聴き入り、胸がジ-ンとしました…

 メインはチャイコフスキ-の第3番の交響曲。初めて聴きましたが、オ-ケストラがよくまとまっていて聴きやすく、とてもおもしろかったです!

 


 帰りがけに、1階のイベント会場にいたぐんまちゃん発見!
こちらに向かって手を振ってくれましたよ!わ~い、嬉しい~ かわいい~


 レオニ-ド・グルチンさんは、5月10日(日)午後2時より、当社ロビ-で開催予定の「第20回スプリンググリ-ンコンサ-ト」に出演されます。
 
 チェロの素晴らしい音色をぜひ間近で聴いてみませんか?
どなたでも聴きに来ていただけるコンサ-トです。どうぞお気軽にお出かけください!
 

2015年3月14日土曜日

竹内千尋ヴァイオリンリサイタル



 昨日はコアホ-ルにて、群馬交響楽団のメンバ-竹内千尋さんのヴァイオリンリサイタルがありました。開場前から入口にはたくさんお客さんが並びとても賑やか。

 前半は磯部裕子さんのピアノ伴奏で、さくらさくら、宵待草、春の海など。竹内さんも磯部さんも美しいお着物姿で演奏され、春を感じるあでやかな雰囲気でした。ヴァイオリンの音色がとても太くきれいな響きでした。モ-ツァルトのソナタ ホ短調は美しい曲で、特に2楽章がとても良かったです。
 スペシャルコラボレ-ションで華道家塚越応鐘さんによる「お花のいけこみ」がありました。ツィゴイネルワイゼンの旋律に合わせて、ステ-ジ上で大胆に花が活けこまれていき見ごたえがありました。

 後半は群響の高杉さん、ファニ-・プザルグさんも加わり、ヴァイオリン二重奏、ヴァイオリンとチェロの二重奏、トリオの演奏を聴きました。とても息の合ったアンサンブルで楽しかったです!

 演奏会終了後は、隣の会場で開催されている「いけばな展」を観賞。こちらも大勢のお客さんで賑やかでした。きれいに活けられた花をたくさん見て、音楽とお花ですっかり華やかな気分になり嬉しくなりました!
 

2015年3月13日金曜日

辻井伸行 日本ツア-≪熱情≫ 高崎公演


 12日は音楽センタ-で辻井伸行さんのピアノリサイタル≪熱情≫。
さすがに人気の高い辻井さんですね、開場はいっぱいのお客さんで、特に年配の女性ファンが多かったような… また県外から聴きに来ていらっしゃる方もたくさんいるような雰囲気でした。
 
 辻井さんのピアノを聴くのは2度目。1度目はオ-ケストラとの協演でしたので、ソロは初めてです。今回は手がよく見える席を選びました。
 前半最後のリストのメフィスト・ワルツ、後半のベ-ト-ヴェン≪悲そう≫と≪熱情は≫すごかった!
 特にこのツア-のタイトルである≪熱情≫、ベ-ト-ヴェンは一体何を伝えたかったのだろうと考えさせられました。難しくてよくわからないと思い込んでいたこの曲ですが、血気あふれる若々しい迫力と、対極に揺れ動くような繊細さが入り混じり、辻井さんのピアノにどんどん引き込まれていきました。≪熱情≫という曲の奥深さ、凄さに触れることができたような感じがしました。

 ご本人は本当に可愛らしく、まるで妖精のよう…微笑ましい風貌からは想像できないような、ものすごいエネルギ-と豊かな感情を持っていらっしゃるんだなあと思いました。そしてサ-ビス精神も!自作の曲も含めアンコ-ル3曲、本当に素晴らしかったです!
 
 年齢を重ね、これからどんなピアノを聴かせてくださるのか、ますます楽しみです!
 

2015年3月9日月曜日

夢奏人 Vol.32 竹内千尋ヴァイオリンリサイタル 




 13日(金)13:00~、コアホ-ルにて夢奏人シリ-ズ「竹内千尋ヴァイオリンリサイタル」が開催されます。竹内さんは群馬交響楽団のメンバ-、室内楽でもご活躍です。
 
 ピアノ伴奏は磯部裕子さん。ゲストに群響の高杉さん、ファニ-さん。スペシャルコラボレ-ションとして、華道家塚越応鐘さんによる「お花のいけこみ」があるそうです。
 とても春らしいコンサ-トになりそうですね~ 平日昼のコンサ-トですが、お時間のある方はぜひ足を運んでみてください!
 

2015年3月2日月曜日

群馬交響楽団 第506回定期演奏会

 2月の群響定期は、イギリス人指揮者ジョセフ・ウォルフさんとヴァイオリンの漆原朝子さんを迎え、エルガ-のヴァイオリン協奏曲とシベリウス交響曲第5番というプログラムでした。

 エルガ-のヴァイオリン協奏曲は長時間の大曲で、とても聴きごたえがありました。シベリウスもシベリウスらしい曲でしたが、ちょっと不思議な曲だなという印象が強かったです。特に最後の終わり方、和音がいくつか鳴って終結するという予想できない展開でした…
 
 今回の2曲はどちらも初めて聴く曲で、一度聴いただけでは掴めない内容の濃い曲だったような気がします。また機会があったらよく聴いてみたいなと思いました。



 演奏会終了後のふれあいト-クは、ヴァイオリンの秋葉美果さんとヴィオラのブル-ス・プラムさんが登場。
 「今日はプログラムが地味だったかもしれません…」というようなお話をされましたが、なかなか聴く機会のない曲を聴けるのは定期演奏会ならではで、とても勉強になりました。