2015年9月26日土曜日

群響創立70周年記念オペラ「蝶々夫人」 桐生公演

 19日、群響創立70周年記念オペラ「蝶々夫人」の桐生公演を見に行きました。
満員御礼、当日券の販売はなし、ロビ-は着飾った方たちもたくさん…




 日本人が見ても違和感を感じない「蝶々夫人」をイタリアで上演するべく、ご苦労を重ねて来られた岡村喬生さん。2011年にイタリアのプッチ-ニ・フェスティバルでの上演が成功し、今回はその凱旋と群響の70周年を記念した県民あげての華やかな公演となりました。

 歌、オ-ケストラ、舞台装置、衣裳…すべて揃った贅沢な総合芸術。どれも素晴らしかったですが、特に印象に残ったのは、スズキ役の諸田広美さんの迫力ある歌声、三ツ橋敬子さんの指揮、織物の産地ならではの着物の美しさ、でした。

 見どころがいろいろあるのがオペラのおもしろさ。
 蝶々夫人が自害する最後に着ていた真っ白な衣装、赤い血、紅白の日の丸…ラストシ-ンの仕掛けに息を呑みました。
 「どうだ!」という岡村さんの声が聞えてきそうなラストでした。
 


 シルクホ-ルに行ったついでに来年のコバケン+群響のチケットもゲット!
70周年を迎えた群響の今後の活躍がますます楽しみです!!