2016年1月31日日曜日

門脇大樹 × 山崎 実

 昨晩は前橋にあるア-スクリエ-ションという会社のロビ-で、神奈川フィル首席チェロ奏者の門脇大樹さん、群響首席コントラバス奏者の山崎実さん、という実力のあるお2人が出演するコンサ-トがありました。
 


 
 チェロとコントラバスのデュオという、なかなか聴くことができない珍しい組合せ、それぞれのソロとデュオを両方楽しむことができました。プログラムは、
 
 フリ-バ 無伴奏コントラバス組曲 ト短調 より3曲
 バリエ-ル 二重奏のためのソナタ ト長調
 バッハ 無伴奏チェロ組曲第4番 ホ長調
 ロッシ-ニ チェロとコントラバスのための二重奏 ニ長調





 
 低弦の響きがお腹に伝わってきて、音を聴きながら振動を感じ、体全体で音楽を聴くことができました。ほとんど初めて聴く曲でしたが、お2人の息もぴったり合って、低弦の素晴らしいハ-モニ-と躍動感を堪能しました!
 

2016年1月28日木曜日

第514回 群馬交響楽団定期演奏会

 22日、「第514回 群馬交響楽団定期演奏会」が開かれました。
ニュ-ヨ-ク・フィルハ-モニック音楽監督のアラン・ギルバ-トさんの指揮で、

ジョン・アダムス 管弦楽のためのフォックストロット≪議長は踊る≫
ショスタコ-ヴィッチ チェロ協奏曲 第2番
チャイコフスキ- 交響曲 第2番 「小ロシア」

というプログラム。

 


 初めて聴くジョン・アダムスの曲は、フレ-ズを繰り返しながら、リズムのおもしろさ、難しさを味わえる興味深い曲でした。
 ショスタコ-ヴィッチのチェロ協奏曲第2番も初めて聴く曲でしたが、深く難しい曲だったように思います。ソリストは指揮者の奥様であるオルソンさん、女性なのですが太く逞しい音色で素晴らしかったです。ショスタコ-ヴィッチのイメ-ジが変わるような不思議な曲でした。

 チャイコフスキ-の「小ロシア」。あまり聴く機会のない曲ですが、ギルバ-トさんの重心の低い指揮で、重々しく生き生きとした演奏でした。中身が詰まっている演奏というか…オ-ケストラの音がすごく厚くなったように感じました。

 今回は聴きやすいプログラムではなかったと思いますが、アラン・ギルバ-トさんの素晴らしい指揮で、難解なそれぞれの曲のおもしろさを味わうことができました。


夜の音楽センタ-、雪景色がきれいでした!
演奏会が終わった後は、とても寒かった…


2016年1月23日土曜日

東京フィルハ-モニ-交響楽団 オペラシティ定期

 21日は寒さの厳しい中、東京初台のオペラシティへ東京フィルハ-モニ-の定期演奏会を聴きに行きました。



 オペラシティに来るのは初めてです。
巨人のお出迎えにびっくり!口がパクパク動いて何か歌っていました…




 プログラムはモ-ツァルトの交響曲第33番、マ-ラ-の交響曲第4番。
指揮は井上道義さん、ソプラノは森麻季さんです。

 大病をされた指揮者の井上さんですが、とてもお元気そうで、相変わらず楽しい指揮ぶりでした。
 マ-ラ-の4番は美しいメロディにあふれ、まるで天国にいるような気分になります。テンポの揺れが自在で曲の世界に引きこまれ、とてもロマンティックでした。
 森麻季さんの美しい声とお姿は、この世のものではないような感じで別世界に連れていかれました。素晴らしかったです。




 帰りは新宿から「スワロ-あかぎ」に乗り、11時に高崎に戻って来ました。
東京のオ-ケストラを余裕で聴きに行けるのは本当に贅沢なことです!

2016年1月9日土曜日

群馬バロックオ-ケストラ

 お正月休みも終わりましたが、暖かい穏やかな日が続いていますね。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 今年になって初めて聴きに行ったコンサ-トは、6日に前橋テルサで開催された「群馬バロックオ-ケストラ」の第3回演奏会でした。

 開演前のロビ-では、元群響コンサ-トマスタ-の水谷晃さんと、群響から東フィルに移籍されたヴィオラの加藤大輔さんの二重奏が演奏されました。
 共に今は東京で活躍されている水谷さんと加藤さんの嬉しいツ-ショットでした!



 前橋市長の挨拶もあり、華やかな雰囲気でスタ-ト。
ヘンデル、C.P.E.バッハ、テレマン、J.S.バッハのバロック音楽を楽しみました。
 ブランデンブルグの第4番は、ヴァイオリンとリコ-ダ-2本のソロが入り贅沢な演奏でした。馴染みのある旋律の曲ですが、生で聴いたのはたぶん初めて。2本のリコ-ダ-の音色と息の合ったアンサンブルが素晴らしかったです!

 お正月にふさわしく、バロックを聴いて静かにゆったりと贅沢な時間が過ごせました。