2018年1月30日火曜日

群響定期と「群馬県声楽アンサンブルコンテスト」




 1月の群響定期は大友直人さんの指揮で、ピアノの牛田智大(ともはる)さんがプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番を演奏しました。少年から青年に成長しつつある牛田さん、若々しくクリアできれいな音が印象的でした。
 今回の定期のプログラム「ハリ-ポッタ-」や「パリのアメリカ人」は映画の曲ですし、コ-プランドの「アパラチアの春」もバレエ組曲ということで、音楽を聴いてるだけでいろいろな映像が連想され、とても楽しかったです!
 普段とはちょっと趣向の違う今回の定期、ソリストも若いし、時代的にも新しい曲が演奏され、とても新鮮な感じがしました。時々こういう演奏会もあると嬉しいですね。



 
 28日は昌賢学園まえばしホ-ルにて「群馬県声楽アンサンブルコンテスト」が開催され、桂一さんが所属する合唱団BORAが参加したので聴きに出かけました。
 一般の部は9団体が出場、6名~19名くらいの人数で歌うアンサンブルです。女声も混声もあり、それぞれ響きに特徴があって、声だけでなく雰囲気も皆違うし、かなり個性が出るものなんだということがよくわかりました。
 BORAは12名、男性は4人だけですががんばってました。表現力も迫力もあって、とても良かったです。
 Nコンなどはテレビでよく見るのですが、少人数の合唱アンサンブルを聴く機会はあまりないので、来年は中学生や高校生の部も聴いてみたいなあと思いました。


2018年1月10日水曜日

プラハのモ-ツァルト

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

 お正月休み、シネマテ-クたかさきに「プラハのモ-ツァルト」という映画を見に行きました。1787年、オペラ「フィガロの結婚」上演のためにプラハを訪れたモ-ツァルトが、その地で「ドン・ジョヴァンニ」を作曲したという史実から着想を得た創作映画です。
 天才モ-ツァルトを巡るパトロンと歌姫、3人の愛憎劇が「ドン・ジョヴァンニ」を生み出す背景と重なっていくというおもしろいスト-リ-。本当にあった話ではありませんが、どろどろした欲望が渦巻く状況の中、美しい音楽をこの世に生み出すモ-ツァルトの凄さと苦悩が伝わってきました。
 「プラハのモ-ツァルト」は12日までシネマテ-クたかさきで上映されています。